こんにちは!Growthキャリアナビ編集部の浅野です!
皆さんは就活している中で「市場価値」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。予測不可能なVUCA時代と呼ばれる今、変化に柔軟に対応できるいわゆる“市場価値の高い人材”のニーズが高まっています。この記事では“市場価値の高い人材”とはどんな人材か?そのような人材になるためには何をすればいいのか?についてみていきましょう!
目次
1.就活は“内定”より“未来設計”
就職活動はゴールではなく、5年後の自分をどう育てるかのスタートです。企業に入ることが目的ではなく、「どんな人材になるか」が問われる時代。市場価値の高い人材とは、社外でも通用するスキルと経験を持ち、自分の力でキャリアを切り拓ける人のこと。まずはその定義を理解し、自分の未来像を描くことが重要です!
★check point★
・「どこに入るか」より「どう成長するか」が重要
・自分の価値を高める意識が、キャリアの質を変える
・まずは“なりたい自分”を言語化することから始めよう
2.市場価値が高い人の3つの共通点
市場価値が高い人とは、「どの会社・どの環境でも必要とされ、代替がききにくい人」のことです。
もっと具体的に言うと、次の3つの要素を満たしている人が市場価値の高い人材として評価されます。
1. 希少性がある(代わりがいない)
市場価値が高い人の特徴の一つに「他の人には代替不可能な強みを持っていること」があります。具体的には下記の特徴があります。
- 特定領域の専門スキルを深く磨き上げている
- 異なる領域の掛け算スキルを持つ
例:AI × 既存事業(製造、物流、金融等)、デザイン × データ分析 等 - ユニークな実務経験を持っている
例:0→1の立ち上げ経験、大規模プロジェクトのリード経験、海外での実務経験 等
専門スキルや実務経験を積むことには時間はかかりますが、長期的に強い武器になります。
2. 成果に再現性がある
市場価値は「何ができるか」よりも何を成し遂げたかで決まります。そして別の環境でも再現できるかどうかが重要なポイントです。成果の再現性を高めるために必要な力として以下が挙げられます。
- 成果を構造化する力
成果に再現性を持たせるためには成果を出すためのプロセスを理解し、実行できることが必要です。
例:売上が伸びたとき、なぜ売り上げが伸びたのかを分解できる
プロセス:顧客分析→仮説立案→施策実行→改善サイクル
この「成果の構造化」ができるとどこでも成果を再現できるようになるでしょう。 - 問題解決力
業務の中での課題を発見し、解決する能力です。このスキルはどの業界でも通用する「汎用性の高い能力」なので、日々の業務の中で意識して取り組むことがおすすめです。
プロセス:課題の本質を見抜く→仮説を立てる→小さく検証する→改善を繰り返す
3. 影響力がある(周囲を動かせる)
スキルがあっても、影響力がなければその価値は限定的です。影響力があることで持っているスキルを最大限成果に変えることができるのです。
- 発信力がある
「発信力がある」とは自分の知識や経験をわかりやすく言語化できることです。以下がその例です。
例:仕事で学んだことを整理して発信する、自分の考えや仮説を分かりやすく文章にまとめる、専門分野の情報を噛み砕いて説明する 等 - リーダーシップがある
- 人脈が広い
影響力がある人は、成果を出すスピードもチャンスも増えます。
3.“5年後に圧倒的な市場価値を持つ人材になるため”に今からできること
ここからは “5年後に圧倒的な市場価値を持つ人材になるため”に今からできることを 3つ お伝えしていきます!
1.ポータブルスキルを磨く
市場価値を高める第一歩は、業界や職種を問わず活かせる「ポータブルスキル」を身につけることです。これらは、どんな職場でも評価される基礎能力であり、若手のうちから意識して鍛えることで、将来の選択肢が広がります。
ポータブルスキルの要素↓
| 「仕事の進め方」に関する能力 | 現状把握力 | 取り組むべき課題やテーマを設定するための情報収集や分析を行う能力 |
| 課題設定力 | 今取り組むべき課題を選択し、設定する能力 | |
| 計画力 | 目標から逆算し、適切な計画を立てる能力 | |
| 実行力 | 業務を進める上での障害を乗り越え、業務を遂行する能力 | |
| 対応力 | 予期せぬ事態が発生した際に臨機応変に対応する能力 |
| 「人との関わり方」に関する能力 | 社内対応力 | 会社内の人と適切なコミュニケーションをとり、信頼関係を築く能力 |
| 社外対応力 | 会社外の人と適切なコミュニケーションをとり、信頼関係を築く能力 | |
| マネジメント力 | メンバーの能力に合わせて適切な業務の割り当て・マネジメントをする能力 |
参考文献:「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23112.html
ポータブルスキルを鍛えるためにおすすめの方法4選
①日常生活(学業やアルバイト等)で意識的に活用する
全体での発言や資料作成時に論理的思考を意識する
例:・結論→理由の順番で話す(~である。なぜなら~のため。)
・5W1Hを意識して話す
・読書をする
• 問題が起きたときに、原因分析と改善策を自ら考える
②フィードバックを受ける・求める
・先輩や友達からのフィードバックを積極的に受け入れ、改善に活かす
・自分のコミュニケーションやリーダーシップについて意見をもらう
③学外の活動・ボランティアに参加する
・異なる環境での経験が、柔軟性や適応力を高める
・多様な人との関わりがコミュニケーション力を鍛える
④インターンシップを活用する
・論理的思考やプレゼン力などを学べる
・実践的なワークショップでスキルを磨ける
厚生労働省の「ポータブルスキル見える化ツール」で自分のポータブルスキルを
診断してみよう!
▼診断は下のURLから▼
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/VocationalAbilityDiagnosticTool/Step1
2.専門性を育てる
市場価値は「希少性×需要」で決まります。つまり、他の人にはない強みを持ち、社会が求める分野で活躍できることが重要です。大学時代から専門性を育てることで、就活でも差別化が可能になります。
★アクション★
・興味のある分野・得意分野を深掘りする
・資格やポートフォリオで可視化する
・実務経験を積めるインターンに挑戦する
3.キャリアを逆算する
「今、何をすべきか」は「未来の自分」が教えてくれます。5年後にどんな人材になっていたいかを描き、そこから逆算して今やるべきことを明確にすることで、ブレない就活軸ができるのです。
★逆算思考のステップ★
①理想像を描く(例:自走できるマーケター)
②必要な要素を洗い出す(スキル・経験・人脈等)
③今やるべきことを決める(学習・インターン・発信等)
4.就活は“未来の自分”を育てる旅
市場価値の高い人材になるためには、ポータブルスキルと専門性を磨き、挑戦できる環境を選び、キャリアを逆算して行動することが重要です。5年後に「どこでも通用する人材」になるためには、今この瞬間からの積み重ねがすべて。自分の未来に責任を持ち、主体的にキャリアを設計することで、就活は単なる通過点ではなく、人生の可能性を広げるスタートラインになります。
選ばれる人材になるために、今日から行動を起こしましょう!
浅野こころ
Growthキャリアナビ編集担当。
大学卒業後、ブティックス株式会社に入社。
マッチング・ファーストという企業理念に共感してブティックス株式会社への入社を決意。
読者の皆さんのキャリア選択に役立つ記事を日々発信していきます!
この記事の監修者

鶴野敬文
米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
2001年株式会社リクルート入社。若年層向けキャリアカウンセリング、各種就業支援セミナー・マッチングイベントの企画・運営を手掛ける。3年間で延べ3,500名を超える若者の就職支援に従事。2010年人事コンサルタントとして独立。企業の経営者、人事担当者を相手に採用戦略の立案から実施までを幅広くサポート。2012年4月、株式会社リアライブ共同創業。2025年、企業合併に伴いブティックス株式会社所属。


