こんにちは!Growthキャリアナビ編集部の浅野です!
早期選考が始まっている今、すでにESを出している人や準備を進めている人もいると思います。
ただ、「成長したい」という言葉だけでは、ベンチャー企業の選考では差別化が難しいのが現実です。
この記事では、「成長したい」を“行動・経験・未来”と結びつけて、説得力のあるESに変える方法を、具体例とテンプレート付きで解説します。
目次
1. なぜ「成長したい」だけでは伝わらないのか
「成長したい」という言葉は、就活でよく使われるフレーズ。でもそれだけでは面接官の心にはなかなか響きません。
ベンチャー企業の人事が困るポイントは次の通り。
・抽象的で比較できない
・行動や成果と結びついていない
・“成長=教えてもらうこと”と誤解している学生が多い
つまり、評価されるのは「成長したい気持ち」よりも、
“成長したいと思った背景”と“そのためにどう動いてきたか”です。
2.ベンチャー企業が求める「成長意欲」の本質とは?
ベンチャーが重視するのは、気持ちではなく“行動特性”。
特に以下の4つは、選考で必ずチェックされます。
| 求められる力 | こんな人が当てはまる | ESで伝えるコツ |
| 自走力 | 指示がなくても自分で動ける | 自発的に行動した経験を書く |
| 挑戦意欲 | 未経験でも飛び込める | 挑戦・失敗・改善の流れを書く |
| 柔軟性 | 変化に前向きに対応できる | 思考や行動を切り替えた場面を描く |
| 共感力 | 企業の想いに共鳴できる | ミッションやビジョンとの接続を書く |
★Check Point★
「どんな場面で・どう行動したか」を具体的に書くと、成長意欲が“行動”として伝わる。
3.「成長したい」を言語化する3ステップ
「成長したい」という気持ちを、言語化するには、以下の3ステップで整理するとスムーズです。
STEP1:過去の経験を振り返る(~成長のきっかけを探すフェーズ~)
・どんな挑戦をした?
・どんな壁にぶつかった?
・どう乗り越えた?
・そのとき何を考えていた?
×NG例
「ゼミでアプリを作りました。大変でしたが頑張りました。」
→ 抽象的で“行動”が見えない。
〇書き方の例↓
大学3年次、ゼミで「地域活性化を目的とした観光アプリ」の企画に挑戦しました。初めてのフィールドワークでは、地元商店街の協力を得るのに苦労し、企画内容も現実性に欠けていました。そこで、実際に店舗を一軒ずつ訪問し、ニーズを丁寧にヒアリングすることで、提案内容を改善しました。最終的には自治体からの評価を得て、学内発表で最優秀賞を受賞しました。
STEP2:今の自分を整理する(~経験から得た力を言語化するフェーズ~)
・その経験で何が変わった?
・どんな力が身についた?
・どんな価値観が育った?
×NG例
「コミュニケーション力がつきました。」
→ どんな場面で?どう発揮した?がないと弱い。
〇書き方の例↓
この経験から、課題発見力と粘り強い交渉力を身につけました。
STEP3:未来への意欲を描く(~志望動機とつなげるフェーズ~)
・ベンチャーでどんな成長をしたい?
・なぜその環境が自分に合っている?
・どんな貢献ができそう?
〇書き方の例↓
入社後は現場に根ざした価値創出に挑戦し、スピード感ある環境で自ら考え動く力をさらに磨き、事業成長に貢献したいと考えています。
★Check Point★
この「過去→現在→未来」の流れで書くと、自然で分かりやすく、あなたの成長意欲がしっかり伝わります。
4.よくあるNGパターンと改善例
× NG1:抽象的すぎる
「成長したいです。御社の環境で頑張りたいです。」
→ 改善
「未経験領域でも自ら学び挑戦する姿勢を評価いただきたい。実際に〜という経験で〜を身につけた。」
× NG2:成果だけを語る
「最優秀賞を取りました。」
→ 改善
成果よりも“行動のプロセス”を重視して書く。
× NG3:企業との接続が弱い
「どこでも通用する成長をしたい。」
→ 改善
「御社の◯◯という価値観に共感し、〜の力を伸ばしたい。」
5.言葉にできる成長意欲は、伝わる力になる
ベンチャー企業は、過去の実績よりも「これからどう動けるか」を重視します。
だからこそ、
・過去の挑戦
・今の自分の強み
・未来の成長意欲
を一貫したストーリーで語れることが、ESの説得力を大きく高めます。
まずは、この記事の質問に答えるところから始めてみてください。
”成長したい”という気持ちを説得力のある形で相手に伝えることができるようになり、今後の自信につながるでしょう。
浅野こころ
Growthキャリアナビ編集担当。
大学卒業後、ブティックス株式会社に入社。
マッチング・ファーストという企業理念に共感してブティックス株式会社への入社を決意。
読者の皆さんのキャリア選択に役立つ記事を日々発信していきます!
この記事の監修者

鶴野敬文
米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
2001年株式会社リクルート入社。若年層向けキャリアカウンセリング、各種就業支援セミナー・マッチングイベントの企画・運営を手掛ける。3年間で延べ3,500名を超える若者の就職支援に従事。2010年人事コンサルタントとして独立。企業の経営者、人事担当者を相手に採用戦略の立案から実施までを幅広くサポート。2012年4月、株式会社リアライブ共同創業。2025年、企業合併に伴いブティックス株式会社所属。


